A la Gran Muñeca (ラ・グラン・ムニェカへ)1922

作詞 Miguel Osés(ミゲル・オセス)
作曲 Jesús Ventura(ヘスス・ベントゥラ)

 歩道を通り過ぎるあなたを見ました
 悲嘆にくれた顔をして
 前を横切ってもあなたはちらっとも見なかった
 それであんたの失望が良くわかった
 彼女に棄てられたのでしょう、わかるわ、あの性悪女は
 他の瞳の情熱に惹かれて行ってしまったのね
 もうあなたは何も残っていないと思っている
 あんたを殺しているあの愛のせいで…

 帰っていらっしゃい、決して他の女の手では
 たとえ、あなたの可愛い女の手だとしても
 午後のマテ茶は点てられないでしょう
 わたしが点てるほどのマテ茶は…
 その泡を見ながらあなたと話すと
 その甘みが増したわ
 そこには愛情があった
 あなたに点てたマテ茶には…

 多くの人にあなたは愛されています
 でもそれにはいつも下心があります
 誰も犠牲者にはなりません
 あなたのためにあなたの女房がなったようには…
 わたしの不眠の夜ごと
 眠られず苦しみました
 あなたが病気と知りながら
 助けることができなくて…

 あの静かな夜
 わたしは悲しく避けるようにあなたを見る
 あそこ、暮した場所で
 わたしの人生とわたしのこころが…
 帰ってらっしゃい、ここで彼女を忘れるのです
 わたしの胸はいつもあなたを待っています
 もうあなたの伴侶が分かったでしょう
 あなたの情熱を癒すための…  

● 1922年(一説では1919年)軽音楽風刺劇「A la GranMuñeca」でマノリータ・ポリが歌った歌。彼女は1918年軽音楽風刺劇「犬の牙」で「わが悲しみの夜」を歌ってて成功を収めていた。その柳の下を狙ったものという。それで19年と云う説がある。
● グラン・ムニェカ:上の芝居の中のバザーの名前。そこで売っている色々な品物を取り上げて、物語が綴られる形式のもの。そこへ行こうという題名である。なお、ムニェカには「女の人形、手首、実力者」などのそのどれを意味しているのかは分からない。
● 1945年、1951年、1954年カルロス・ディ・サルリ楽団が録音して器楽演奏で大成功を収めたので、歌よりは器楽演奏曲として有名に。
● 歌のある録音では、1936年フランシスコ・ロムート楽団歌ホルヘ・オマール、1948年ミゲル・カロー楽団歌ロベルト・アリエタ、近年のホルヘ・アルドゥ楽団(ルドゥエ
ーニャ&ソレール二重唱)などがある。
● これらの歌の特徴としては、すべて、2連までしか歌われないことだろう。なお、カロー=アリエタでは、2連まで歌った後、1連の下4行が繰り返されて終る。

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