広島67年目の原爆の日

毎年のことだが、また原爆の日が来ました。楽人が中学校1年生の時のことだから、何かがないと亡失して暮しています。

その償いもあって、近年、この日には、必ず聞くアルゼンチンの曲があります。それは、Hiroshimaと言う名が入っている2曲です。

Las voces de los pajaros de Hirosima(広島の鳥の声)歌:ヒナマリア・イダルゴ。El 45(1945年)歌:スサナ・リナルディ。

後者は、歌詞の中に広島の名があり、原爆の悲惨なニュースがあり、私たちと同じ15歳の少女たちが大勢死にました、と言う意味のことが掛れています。(中庭に上場してあります。)

前者は、原爆の落とされた広島の上を飛ぶ鳥の声を歌っているものです。フォルクロレ畑の女性歌手のせいか、タンゴファンからが、まだこの歌のリクエストがないので上場していませんが。

その他にも、題名か歌詞に広島の語の入った曲があったら、ご教示下さい。

今朝の上場は、別に考えた訳ではないのですが、Japonesita(可愛い日本娘)になりました。芸者が登場しますが、この他にも、トリオ・モレスのMi geisha triste(私の悲しい芸者)(元歌は古賀政男作の「青い背広で」という芸者入りの曲があり、リクエストを受けていますが、聞き取り出来ない部分があり、果たせないでいます。この欄を借りてごめんなさい。

 

ロンドンのオリンピック始まる

今朝、上場をしていると、傍のTVがオリンピックの開会式の開始を告げた。訳に苦戦していたので、音だけで聞いていたが、賑やかなもの。

上場し終って、オリンピック関係のタンゴがあったかなと、思案して見た。訳に出て来た記憶がないのだが、手元のあまり多くもない音盤たちの中に、2曲、それらしき題名のタンゴがあった。

フリオ・デ・カロ楽団が1927年に録音したOlimpiaと、フランシスコ・ロムト楽団が1928年に録音したOlimpicosです。

ただ、Olimpiaは、オリンピック発祥の地と言われる都市の名前だが、この曲には、リオ・デ・ジャネイロと言う副題がある。しかも、手元には歌った録音がないが、歌詞がある。それを読んでみると、どうも、ある女性のことを歌っている。つまりオリンピアがその女性の名前かのように読めるのです。歌詞の中には出てこないので明確ではないのですがね。

もう一曲は形容詞ではあるが、「オリンピックの」という意味があり、更には1928年に、オランダのアムステルダムでオリンピック大会が開かれているので、さては…とは思うが決め手もない。これにも歌詞があるようなのだが、見つからないし…どなたかご存知ないですかね。

個人主義的なところが多いアルゼンチンなので、あまり国を挙げてのオリンピックなどの騒ぎはないようなところもあるので、どんなものなのでしょうね。

ま、今朝のTVのお蔭で、歌のない2曲を久し振りに聞くことができました。今度は猛暑が襲ってきているわが国、みなさん、熱中症にはお気を付け下さい。

ガルデルの命日なので

今日は、ガルデルの命日。美空ひばりも同じ命日なので、ホセ・コランジェロが自作のタンゴの題名を6月24日に変更したことは、良く知られている。

それで、ここまでガルデルの歌唱した曲の訳を載せて来ましたが、今日は、死後、彼に真っ先に贈られた曲の訳を載せておきます。

その後、ガルデルに贈られた曲は数ありますが、死後12日目に舞台でティタ・メレジョが歌ったと言われる曲です。

これからは、従来の上場形式でいきますので、ガルデル関係でリクエストされていて、今までに掲載されなかった方、ごめんなさい。もう暫くお待ちの程。 それでは、今日も元気でいきますか。