日食騒動も幕です

生憎の天候の地もあったようですが、みなさん方はご覧になりましたか。

こちらは、78%の部分食ですが、晴れていたので、結構きれいに見えていました。尤も、楽人は家からも出ずに、ピンホール映像で眺めていました。

テレビの実況にはかないませんがね。

ところで日食という言葉の入ったタンゴがあるかと、探しましたが、手持ちの音源の中にはありませんでした。なにかありましたらご教示下さい。

なお、古語から来ているのか、スペイン語と英語を比べて見ると、名詞と形容詞の位置がひっくり返るだけなんですね。お話の種に並べて書いて置きます。同じ語順で観て下さい。(冠詞は省略しました)

スペイン語:Eclipse solar : Eclipse total : Eclipse anular : Eclipse parcial

英語:   Soler eclipse : Total eclipse : Annular eclipse : Partial eclipse

日本語: 日食 : 皆既日食 : 金環日食 : 部分日食

 

 

不躾な質問ですが

不躾な質問をお許しください。探戈楽人さんはMensajeの訳詞の中で冒頭の「Hoy, que no estoy」を「今日、私はしていない」と訳されておられますが、ここは単純に「今日、私は居ない」、または少し意訳して「今日、私はこの世に居ない」でよいのではないでしょうか? 言い換えれば有名なハムレットのセリフの「To be or not to be」の「Not to be」の意味ではないかと思いますが、いかがでしょうか? それでこの歌詞全体はカスティジョによるディセポロの遺書の代筆になっているのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

今時フランケンシュタインとは

昨日は、フランケンシュタインが登場しました。1818年女流作家メアリーー・シェリーが書いた小説が、約200年近く経ってタンゴに登場したことになります。(もっとも、以前にあったかどうかは調べていいないのだが)

20世紀末には「切り裂きジャック」という、19世紀末にイギリスを騒がせた犯罪者の名前のタンゴもできました。これは丁度100年経った時点での発表でした。(中庭には未掲載)

世紀末的現象の中から現れたのかもしれないが、見まわしてみると社会も結構物騒になってきています。怪物たちが生れる土壌が出来ているのかもしれないと思うと、残念でもあります。

それで、御口直しに、今朝は(29日を31日と同じ扱いで載せた)ミゲル・カロ楽団のある意味で絶好調だった頃のタンゴを載せて置いた。

よろしく。

今日からカーニバルですね

世界的に2012年のカーニバルは、今日18日(土)から21日(火)までです。

リオのカーニバルが有名ですが、アルゼンチンにも勿論あります。

それでリクエストもあり、カーニバルのものを今日は上場しました。

ただ、歳の所為(もともと?)で聞き取りがちゃんと出来ないので、アドリブが聞き取れません。毎度のことですがね。

それで、書き込んでいないのでご容赦下さい。それではよろしく。

 

新年の1曲目くらいは

どうしてもタンゴの歌詞は、悲しみをひけらかすところがあるので、せめて新年の1曲目くらいはと思って、探してみました。

すると、このCincuenta escalonesが目につきました。まあ、たわいない話ですがハッピーな男性の話ですので…。

直訳すると50段でしょうが、何か落ち着かないので、重箱読みみたいですが五十段の階段としました。

五十の階段にすると、段数ではなく階段の数みたいにも読めるので…ま、お気に触ったら、正月のお屠蘇の所為とお許しを。

明けまして、おめでとうございます

新しい年が明けました。

特に何が変わったと言うこともないのですが、昨年は諸々の天災人災があったので、今年が平和平穏であることを願っています。

ところでタンゴの歌詞の中では、新年ということは、あまり話題になりません。新年のタンゴのリクエストがありましたが、ちょっと…

なにしろアルゼンチンでは、目下は新年というよりは、クリスマス週間の最中ですからね。1月6日のNoche de Reyesまでです。楽人は1度だけ、ブエノス・アイレスでクリスマス週間を過したことがありますが、結構戸惑ったものでした。

地球の反対側の風俗、風習はわからないことばかりで、最近の訳の難しさに直結しています。もし、変なところがあったら、ご教示下さい。

それでは、今年も中庭に遊びにいらして下さい。では良いお正月を。

真夜中の不思議

今朝は「真夜中のタンゴ」を上場しましたが、この真夜中が厄介です。
説明にも書いたのですが、わが国で出されたものはMedia nocheと2語のが多いのですが
亜国のはMedianocheと繋がった方が多いのです。
これは、この曲に限らず、既に掲載済みの「真夜中」と言う曲にも見られる現象です。
実はMedia nocheとMedianocheの2種類のものがあるのです。
これは2つの違う曲なのですが、これが、演奏家によっては混同されます。
混同されると言うよりも、Media nocheをMedianocheにするのが多いのです。
その例は、この2つの説明にありますので参考にして下さい。
ま、それぞれの習慣、慣れなのでしょうが、間違っていると、結構苦情を頂いたものです。
久し振りに、題名に真夜中が入ってきたので、愚痴ってみました。